(いい)プログラマーになろう!

かっこいいプログラマーになろう!

Scratch初心者講座での気づき(備忘録)

名古屋市瑞穂区で子供を対象としたプログラミングサークルを開いているサハラです!

名古屋市瑞穂区で毎月2回子供を対象としたプログラミングサークルをCoderDojo瑞穂という名前で開催しています。3/10にScratch初心者講座を開きました。

気づいたことをまとめます。

 

Scratch初心者講座の写真は下記。

https://www.instagram.com/coderdojomizuho/

 

 

1.ネットワーク接続に時間がかかる

最大接続台数が8台のポケットWifiと最大接続台数5台のiphoneを用意した。iphoneの方が接続が不安定だった。ポケットから取り出したら安定した。ポケットWifiも接続台数が増えると速度が遅くなった。スペックが低いノートPCも多く、大きいイベントで必ずつまずく。初めてのニンジャは早めに来てネットワーク接続を優先してもらわないといけない。

 

2.プロジェクタの画像が非常に見にくい。

持ち運びのしやすいプロジェクタを購入した。壁に投影したが画面端がぼやけてかなり見づらかった。壁紙のせいかプロジェクタのせいかはまだわかったいないが、せっかく用意したのに残念。

プロジェクタを毎度持ち運ぶのもしんどいし、大きいイベントのときはプロジェクタが備え付けられている施設を借りた方が良いかもしれない。

 

3.年齢の差で進捗に差が出る

英語がわかる、漢字が読めるなど、年齢で理解度に差が出てしまい進捗が合わなくなってくる。低学年に合わせると、高学年が退屈する。退屈しないような仕掛けが必要。高学年が時間を潰せる何かを用意しても良いかも。

 

4.キーボード操作の差で進捗に差が出る

キーボードのどこに何のアルファベットがあるかわかるわからない、ローマ字がわかるわからないで進捗が合わなくなってくる。人差し指で打つ子もいる。ブラインドタッチできる子はまれ。英語がわからないと、mを押して、も伝わらない。

 

5.マウスの使い方で進捗に差が出る

意外にマウス操作が苦手な子が多い。ドラックなど、自分たちが普通できることができない子もいる。意外な落とし穴。気づいたら進捗が遅れていることがある。

 

6.スクラッチ経験の差で進捗に差が出る

全くの初心者と、1,2回経験したことがある初心者でも進捗に差がついていることがある。経験者が屈しないよう、何かを用意しても良いかも。ほっておいても勝手に遊んでいるので気にしなくても良いかもしれないが、一度授業からはずれると途中で伝えたいことを伝えても頭に入ってない気がする。

 

7.つまり授業の進捗にかなり差が出る

差が出る要素が多く、授業の進捗が全くコントロールできない。初めて遊びに来る子が複数人来ると展開が読めない。

 

8.結構話を聞いていない

授業なので張り切って話すことを用意するが、今回ほぼ初めからみんな話を聞いていない(笑)目の前にPCがあると触ってしまう。話を聞かなくても伝えたいことを伝える教材作りをする必要がある。話を聞いてもらう仕掛けも必要かもしれないが、進捗に差が出た時点で崩れるのであまり意味をなさないかも。

 

9.その場が楽しくないと次はない

楽しくないと次に来てくれないのは間違いないが、スクラッチが楽しい、良い学びができただけでは次に来てくれる保障はない。スクラッチは自宅でもできるし、その場に来て楽しい、メンターや友達と話すことが楽しい、とならないと次に繋がらない。

また、自分からたくさん話した子が来てくれることが多かったりすることに気づいた。冗談を言って、笑ってくれた子も良く来る。教えることに必死にならず、コミュニケーションを取らないといけない。仲良くなることが大事。メンターは教えることに対して少し不真面目でも良いかもしれない。先生と生徒ではなく、年の離れた友達くらいの感覚で良いと思う。

 

10.普段交流しない人たちと交流してほしい

今回のイベントはお父さん、お母さんにかなり助けられた。いつも保護者様に助けられていることを実感する。また個人的には親と子供で楽しそうにもの作りしているのを見るのはとても好き。だから仲良く時間を過ごしてもらいたいと思う。

ただし個人的にはご両親はゆっくり座って、のんびりしていただきたい。せっかく外に出てきたので、メンターとニンジャ、ニンジャ同士、親同士、親とメンターの時間を増やして、普段交流しない人との交流を楽しんでほしい。

しかし繰り返すが、今回のイベントはお父さん、お母さんがいなければ成り立たなかったので本当に助かったし、これからも助けていただくことが増えていくと思う。

 

11.次の講座に向けて

進捗が離れても良いように資料を作る。コースも上級生+慣れた人、下級生+慣れてない人に分ける。なんなら以前にPC操作に慣れようコースも作った方が良いかもしれない。

PC操作に慣れてない子、低学年は先にPC操作に慣らすためにもViscuitやHour of Codeをさせるコースを用意する方が良いかも。

子供の人数が増えたときに欲を抑えて無理に定員を増やさず、メンターと子供の時間を増やすようにする。人数が増えても保護者の手を煩わせないでも良い体制を作る。つまりメンターを増やす活動を進めていく必要がある。

資金が確保できるなら講義は設備がしっかりしたところでやる。ネットワークやプロジェクタの問題で無駄な時間がとられるのはもったいない。

 

なんか、あまりまとまってないけど備忘録的なメモってことで。