scratch 大乱闘スマッシュブラザーズ風ゲーム パート7
名古屋市瑞穂区で子供を対象としたプログラミングサークルを開いているサハラです!
パート6の続きを書きます。
今回はコントローラーとしてmicro:bitを使用してみましょう。
10. micro:bitを使ってみよう
Scratch3.0はmicro:bitの機能を使用するためのコードを用意しています。これを利用することで、micro:bitをコントローラーがわりに使用することができます。このパートではBatterをmicro:bitで操作するコードを書いてみましょう。
1. micro:bitをscratchに接続しよう
下記のページを参考に接続してみてください。かなり簡単に接続できるようになります。私はMacで試しました。
うまく接続できない場合、下記のエラーが出ます。私の場合はScratch Linkをインストールしていない、Scratch Linkを起動していない時に下記のエラーが出ました。
リンクできたらブロックを使用してみてください。たとえば下記のコードを書いてみて、micro:bitのボタンを押した時に猫が「こんにちは」と言うか確認してみてください。
2. Batterをmicro:bitで動かそう
micro:bitをコントローラー代わりにしてBatterを動かしてみましょう。既に作成したBatterを動かすコードをうまく利用しましょう。Batterのコードを修正していきます。
まずmicro:bitを使用する前に同じコードをたくさんコピーして作るのを避けるため「左に移動する」ブロックを用意しましょう。「左に移動する」ブロックの下に移動するために用意したコードを差し替えてください。その後、「micro:bit 左に傾いた」のコードの中に「左に移動する」をブロックを入れます。左に傾けると高速でBatterが動いてしまうので、「0.1秒待つ」を左に移動する定義に追加してください。
右の場合も同様に加えていきましょう。
ジャンプのコードも加えていきましょう。
3. Batterの操作感を調整しよう
今のままでもmicro:bitでBatterを操作できますが、少し傾けただけで移動してしまうので操作が難しいです。傾きが大きくなったときに移動するように処理を追加しましょう。
左に傾けた時に傾きが45を超えた時だけ移動するようにコードを書きます。下記の赤丸部分を追加してください。
同様に右の場合もコードを追加していきましょう。
ジャンプの場合は前の傾きで判定します。前の場合は30くらいで丁度良いでしょう。
次に攻撃中にmicro:bitを傾けるとBatterが移動してしまうので攻撃中は移動しない処理を追加しましょう。Batterが攻撃中であることはコスチュームの番号で判定できます。移動する前にBatterのコスチュームが攻撃中のコスチュームでないことを確認するコードを用意しましょう。
右に移動するのも同様です。
ジャンプも同様です。
4. Catcherをmicro:bitで動かそう
以前、zキーを押すとCatcherがBatterを守るコードを書きましたね。micro:bitのBを押した時も守りに来るコードを書きましょう。赤丸部分を追加してください。
以上でmicro:bitを使用してキャラクターを操作するコードは全てです。思ったより簡単にコードを書けたのではないでしょうか。
同様にWizardもmicro:bitで操作できるようにして、ファミコンみたいに2つのコントローラーで遊べるようにしたかったのですが、どうやら2つのmicro:bitを同時にScratchに接続できないようですね。Scratchの拡張を首を長くして待ちましょう。
遊んでみよう
プロジェクトを下記に公開しています。
https://scratch.mit.edu/projects/282419227/
プログラミングサークルについて
CoderDojo瑞穂という団体名でプログラミングのボランティアサークルをやっています。scratch(スクラッチ)やプログラミングの体験ができる他、Viscuit、テキストプログラミングも体験ができます。非営利団体のため、特に参加料を徴収しておりません。
月2回開催しているので、良かったら遊びに来てください!! 申し込み等、詳細は下記からご確認ください。
Dojoの写真やニンジャのビスケット作品を上げてます。
インスタの写真+
https://www.facebook.com/CoderDojo%E7%91%9E%E7%A9%82-296874087614515/